質入れ・預かりとは
「質入れ」「質預かり」とは、お客様のお持ちになった商品（質草）を担保として預かって、その品物に見合ったお金をお貸しすることです。お預かり期間は3ヶ月。期限内に利息と元金をお支払いいただければ商品は手元に戻り、期限を過ぎてしまうと「質流れ」として商品はお返しできませんが貸付金の返済義務も発生しない安心のシステムです。
知っておきたい質用語
江戸時代はとても身近な存在だった質屋。そのためか、専門用語も普段聞き慣れない言葉が使われています。 システムを理解する上でもぜひ知っていただきたい用語をまとめてみました。
- 質 草
- 質に入れる商品のこと
- 質入れ
- お客さまが質草を質屋に預け入れ、査定により質草に相応しい元金を受け取ること
- 質受け
- 質草をお預かりすること
- 質 料
- 質草を預ける期間に応じて支払う利息のこと。ただし貸付金の返済が不能になっても返済義務は発生せず、質草が質流れとなります
- 質出し
- 質料と元金を支払い、質草をお客さまが買い戻すこと
- 質流れ
- 預け入れ期間を過ぎて返済できない場合、質草が買い取りとなること（やむなく、あるいはあえて質流れとすることもできます）
質入れの流れ
4必要な金額を融資します
査定金額の範囲内で、必要な金額を融資します。 同時に、３カ月の範囲内でお客さまのご都合により質入れ期間を決定します。
5重な金庫で大切に
保管／質料の支払い
質入れ期間の間、質草はお預かりしたときとまったく同じ状態を保つよう管理しながら、金庫内で厳重に保管します。 質入れが長期にわたる場合、月々の質料を支払いにお越しください。お客さまが質料を支払いに来てくださることで、 お客さまと繋がっていられる温かみのある感覚も質・マルシェは大切にしています。そのためか、 お客さまの90％からリピートしてご利用いただいています。
6契約期限が来たら質出し／質流れとなります
質入れ期限が来たら、元金と同じ金額で質草を買い戻しにお越しください。 買い戻さずそのまま質流れ（買取）扱いにすることもできますし、もし買い戻すことができなければ自動的に質流れとなります。
質入れ後の保管について
質草は、質入れ期間の間、セキュリティー万全の金庫で大切に保管させていただきます。 また、お客さまが質草を買い戻しに来られたとき、お預かりしたときとまったく同じ状態でお手元にお戻しするため、 室温や湿度、耐火レベルの条件を満たした金庫で大切に保管し、劣化や落下などによる破損がないよう管理します。 質料は、そのためにかかる費用とお考えください。
質入れ出来るもの・出来ないもの
質入れ出来るもの
ブランド品（バッグ、衣類、財布、雑貨、小物など）、貴金属、アクセサリー、時計、 ほか
質入れ出来ないもの
絵画、金券類、家具、スマートフォン、洋酒、食品など腐敗するもの、ガラス細工など壊れやすいもの ほか
質入れの際の注意事項
- 1
- 商品は状態が良いほど高値でお預かりすることができます。汚れがあれば拭き取るなどして、できるだけ最良の状態でお持ちください。
- 2
- 他店で査定を受けた金額をお伝えいただければ、それよりも高い金額をご融資できるよう努力します。 ただし、査定は正確にかつ良識的に行っておりますので、当然それに見合わない質草であれば融資自体をお断りします。
- 3
- 来店が難しい場合には、宅配による査定も受け付けています。まずはお電話やメールでお問い合わせください。
マルシェの利率表
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