ロレックスは世界中で人気が高く、買取相場は時計メーカーの中でも群を抜いて安定しています。
もちろんモデルによって買取価格は上下しますが、基本的に換金率の高い時計で貴金属、ダイヤ、レアメタルなどと同等の資産価値があります。
希少価値の高いアンティークモデルになると、購入当時よりも値を上げているものがほとんどです。
また、買取価格は景気の影響、為替等にも大きく影響されます。
希少価値の高いアンティーク品や人気モデルはあまり影響を受けませんが、その他モデル(例えば、1970年代頃までのアンティーク品、SS デイトナ 全モデル以外はすべてのモデル)は価格が為替などの影響によって変動します。
今回はロレックスを買ったり売ったりする場合、なるべく損をせず高価買取してもらうコツをお教えします。
資産価値を下げないためのポイント
故障、破損、動かないものでも基本買取可能ですが、状態が悪ければ買取相場からマイナス査定となります。資産価値を下げないために、次のことに気をつけてもらいたいですね。
1.「付属品」は揃っていますか?
購入時の完品である事が理想です。
(1)ギャランティー(保証書)
(2)箱
(3)冊子類
(4)タグ類等
上記4点が揃っている事が望ましいですね。
とくにギャランティー(保証書)は、ロレックスから1度きりしか発行されないもので紛失はマイナス査定になります。ギャランティーは購入日、出荷国、購入ショップ等の情報がわかります。
2.傷がついていませんか?
小さな傷やスリキズ島、研磨で取りきれるキズ(通常使用でのキズ)は仕方ない部分ですが、落下痕、打痕、水没等は買取査定に大きく影響してきます。
基本的に販売時、大きな傷はその分、ケース、ブレスを研磨してキズを消していきますが、研磨を繰り返すことで時計本来の原型の形が微妙に崩れてしまいます。
ロレックスマニアの方などは未研磨の状態を好む方もたくさんいらっしゃいますので、どれだけ実用的に使いながらも、状態良く持っておくかが重要です。
大きな傷1つで買取価格に数万円の差が出てくることもありますので、奥さんや彼女とケンカして投げられては、絶対にもったいないです(笑)。
3.メンテナンス履歴は残っていますか?
何年も持っていて、オーバーホールをきっちりとされている方は「日本ロレックス」または時計修理専門店でのメンテナンス履歴があった方がよいです。
ちなみにロレックスのオーバーホールの時期は約4~5年、最新型の場合だと約7年に1回のペースがオーバーホールの時期とされています。
使い方、環境等で違ってきますが定期的なメンテナンス等はやはり必須です!さらにその履歴の明細等があるとプラス査定となりますね。
ロレックスは人気ゆえに社外部品も多く出回っていますし、誰でも部品を交換できる状況です。そのため、一番良いのは「日本ロレックス」でメンテナンスを行ってきたものが良いですね。
分からないことは専門知識を持つマルシェスタッフへ
時計はしっかりとした知識を持った買取専門店に売却した方が高価買取になります。
【ロレックスマルシェ】はオープンして約10年、ロレックス買取の専門店としていろいろなモデルを見る機会、さらにスタッフは休日までたくさんのモデルを見て勉強してきました、目利きのプロと言っていただけるほどに成長しました。
何より、全員、時計好き。愛好家のみなさんの気持ちもよ〜くわかります。「このロレックス、見てほしいなあ!」と思っている方は、ぜひ「マルシェ」へ!